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2000-06

最強の女

嫁さんと外食をして、その帰りのことである。
「あっ!」
嫁さんがボクシングジムを見つけた。

「私もああいうの、習おうかなぁ」
と言いつつ、パンチの素振りをして見せる。
「アホかい! お前、それ以上強くなってどないすんねん!!」
「何よう! その言い方はっ(ムカッ)!! そんなこと言うんやったら、最強の女になったる!!」

た、頼むから落ち着いてくれ・・・。

テニス同好会打ち上げ

テニス同好会の最後の集まりがあったので、会社に行ったのである。このページでは有名な友田さんにも会ったのでお別れの挨拶をし、「そう言えばうめさん、ホームページ持ってたよなあ」という言葉を無視し、テニスへ。

なんと5時間近くテニスをし、ガクガクになった足腰に鞭打って宴会場へ。
しこたま飲んで、へろへろになり、持って行ったカメラで写真を撮りまくると、独身女性2名と独身男性2名からあることを頼まれた。

写真をWEB上にUPして恋人を募集してくれ、と言うのだ!
「ふっふっふ。じゃあ、"投票形式"にしてあんたらをネタに遊ばせてもらいまっせ」
「あ、それいい!! やってやってー!!」
まぢですか!? こいつら、酔っ払ってワケ分かってへんのとちゃうか?
が、頼まれたものは仕方がない。いつかUPさせていただきましょう。

そう言えば・・・友田さんの写真も、撮っておけば良かったなあ。

祝♪ 新聞掲載

ついに新聞に載ったのである。
新聞社の方から今日の新聞は自宅に送ってくれるとメールをもらったのに、嬉しさの余りそれを待てず、朝、買ってきた。
どれどれ。
おおっ!! わざとらしく笑ってる写真も載ってるやん!!

しかし。これまで嫁さんにはナイショにしてきた(とゆーか、嫁さんが興味を示してないからなあ)このページ、いつ嫁さんにバレるか気が気ではない。
とりあえず新聞を居間に置いておいた。嫁さんが気付かなければこっちのもん。後でバレても「新聞置いてたのに見いひんかったんか」と言い訳ができる。が。

「ひやああああ!! 何コレ!?」
あっさり見つかった(>_<)。
「しかも私のことが載ってるやん!!アンタは何を陰でコソコソしてるねんっ!!」

新聞に載った内容は大したモノではない。なのに、こんなに激昂するとは・・・なんでじゃ?
こんなことでは『新婚さんいらっさい』のページや『あの時君は・・・』のページは意地でも見つかってはならぬ。HP制作も命懸けであることを思い知った一瞬であった。

それにしても親友の南も、WEB上NIKKISTの先輩かつ大学の後輩のやあとも、
「犯罪も犯してないのにあのうめが新聞に・・・!!」
って、あーた、わしが犯罪を犯したら、
「あいつはいつかやると思ってた」
って言われかねませんなぁ(笑)。

関西が好きなのに・・・

いくつか人材会社に登録しているのだが、その中でも熱心なC社。今日も朝の8時に電話してきた。

ところがこのC社、希望勤務地を"関西圏"としているのに、これまで紹介してくれたのは新潟県に工場のあるA社だとか、長野県のT社。今度こその期待を持って話を聞く。

「○ャノンはどうですかねー?」
「え? 関西に工場とか研究所ありましたっけ?」
「いや、東京ですけど」

関西で働ける企業を探してくれっちゅーとんのじゃ!! えーかげんにせいっ!!
「東京郊外にも工場はありますよー」
「いや、だから・・・」
「田舎もいいですよー。関西にこだわってないで考えてみては?」
アンタにそういうことをとやかく言われたないねん。ちゃんと関西で探してくれやい。

=緊急連絡=
明日、産経新聞の朝刊にこのページが紹介されるみたいです。
買ってみる? 明日の日記のネタになること間違いなしやけど。

涙の理由(ワケ)

今朝、嫁さんが、
「今日はハンバーグにするから、下ごしらえだけやっといてねー」
と言って、僕がやるべきことの説明をし、仕事に行った。

ところが、ここ数週間ですっかり身についてしまった”だらだら主夫生活”は、ギリギリまで僕を動かすことはなかった。パソコンをいじったりインターネットをしたりしていると、いつの間にか5時20分。

うおおおっ!! ヤバい!! ヤバすぎる!! もうすぐ嫁さん帰ってくるやん!! なぁんもしてないやん!!

で、僕は慌てふためいて下ごしらえに取り掛かったのである。泣きながら。
と、そこへ電話が鳴った。嫁さんの”帰るコール”である。主夫生活が始まって以来、僕が家にいる時は朝と夕方、嫁さんを車で駅まで送り迎えしているのである。

「もしもしー、あと30分で駅に着くから、迎えに来てねー」
「お、おう。グシュグシュ」
「ちゃんと夕食の用意できてるんやろね?」
「え? で・・・できてるよお、グスン」
「アンタ、何で泣いてるのん?」
「言われた通り、玉ねぎをみじん切りしてるからじゃっ!!」

時間になって迎えに行くと、
「今日は疲れたから外食にしよか」
と、嫁さん。僕の涙の努力はどこへ・・・。

選挙投票

今日はあっちこっちのWEB上日記で「選挙」がネタになっていると思うねんけど、僕も何年かぶりに選挙に行ったのだ、嫁さんと。

ところで、こういう時に理系であることをタテにするつもりはないが、いや、あるか(?)。ともかく、僕は政治経済にはとんと疎いのである。
ひょっとしたら、いや、ひょっとしなくても、そんじょそこらの中学生よりも非常識なハズなのだ。

「よう、中選挙区制って(←すでに間違えてる)、人の名前じゃなくて政党の名前を投票するのん、知ってるか?」
「それくらい知ってるっちゅーねん!」
「じゃあお前、どの政党に入れるつもりなん? 自民党?」
「ナイショ」
「お前やったら・・・国民党かな?」
「そんな政党はないっちゅーねん!」
「えっ!? わ・・・分かってるって、冗談やがな」

冗談やない。分かってない・・・。

嫁さんと居間でついに・・・

最近、日記の更新が翌日にずれ込むことが多いのにお気づきであろうか? それには理由があるのだ。
晩飯を食べた後、寝転がるのはいつものことなのだが、このところ、そのまま眠ってしまうのである。

嫁さんは早ければ9時頃、まあ、たいてい11-12時には就寝する。
僕はたいてい12-1時に就寝する。メシを食った後、うとうとすることはあってもそのまま眠ってしまうようなことはなかったのに、なんでやろ? ひょっとしたら「体力年齢」が1段階、年寄りに近づいたのだろうか?

・・・などとバカなことを考えつつ、僕が作ったカレーを二人で食した後、ごろごろと"伝説の教師"の最終回を見終わると、あ、あかん、眠気が・・・。

・・・気付けば、嫁さんも僕も、居間でそのまま眠ってしまい、とっくの昔に日曜日の朝だったのだよん♪
2人揃ってこんなことをするのはもちろん結婚して初めてである。わしらもだんだんダメダメ夫婦になりつつあるのだろうか。

ある女性との電話

夕方、電話が掛かってきた。めんどくさいのでそのままにしていると、留守電のテープが流れ、「もしもしー」と女の人の声。慌てて出る。

嫁さんの友達であった。
「向田さんのことでー、電話したんですけど・・・」
「今日は会議とか言うてたから、8時くらいにならないと帰ってこないですけど」
「ああ、そうなんですか? そしたら御主人、今日は一人でご飯食べないといけないんですねー。大変ですねー」
「まあ、自分で適当に作って食べますから」
「うわあっ! エラいっ! ウチの主人なんて、横のものを縦にもしないんですよぅ。まーったく何にもしないんですよぅ。まあ、私は専業主婦だからー、仕方がないんですけどねぇ」

何だかとってものんびりと話すおだやかな関西弁が心地良かったのか、僕はなんと5分もこの女性ととりとめのない話をした。

「でも、自分のことをやる男の人って感心しますわあ」
「じゃ、今度ちゃんと嫁さんに言うといて下さい・・・ま、コワいからやらなしゃーないねんけど」
「コワい? そんなことないですよぅ。彼女は、とっても優しい」
「ええ? そうですか?」

嫁さんが帰ってきて、この電話のことを話すと、当然のように訊かれた。
「で、誰やったん、それ?」
「あ。聞いてない」
「電話の相手くらいちゃんと聞いとけっ!!」バキッ、ドカッ。
この嫁さんのどこがコワくないねん。

会社のその後

まだ自宅待機にはなっていない、後輩の山原からメールが来た。衝撃のメールであった。以下はその抜粋である。

もうすることがないので、工場は掃除に入ってます。

まあ、これはいい。問題はメールの最後。

友田さんは、PC発注済みで、今月末に来る予定です。
「うめさんのホームページがあるみたいやで」
と周りの人は言っています。
どうやったら見れるか聞かれないかとひやひやしてます。

会社も終わりだし・・・と言うことでちょくちょくここのURLを会社の連中に漏らしたりしていたのだが、友田さんはどうせPCを持っていないし気にはしていなかった。
がっっ!! このような状況になっているとは・・・!!!

ヤバいのである、とーっても。
友田さんって、良い人やねん。仕事も良くやってくれたし、お世話になってん。
そう言えば、吉水さんは一体・・・。

夫婦でコンコンコン

しつこいのである。僕の咳、かれこれ2週間になろうとしているのにまだ完治しない。熱が出たのは2日間くらいだったのだが・・・。

「よっしゃあ! あと1点で追いつくぞーコンコンコン!!」
「ここで負けるのが阪神やんかコンコンコン」
「あれ? お前、それ・・・コンコン」
「アンタが伝染つしたんやんかーコンコンコン!」

あっちゃー。完っぺきに嫁さんに伝染ってしまったなあ。結婚して以来風邪一つひいたことのない嫁なのに。

砂糖一袋分

「今年一番の暑さでした」って、何でそんな日にいっちゃん嫌いなスーツ着て面接なんか行かなアカンねんっ! しかも近畿では一番暑かった、33.9度を記録した京都へ(ToT)!!

しかしまあ。リバウンド後、一向に進歩のないダイエットにプラスになるかな、めちゃくちゃ汗かくやろーしな、と覚悟を決めて行くと、逆に汗だくになるのが嬉しくなったりするもんだから不思議である。

帰宅してから体重を量ってみると、なんと、ほとんど1kg減っていた。大したもんやん。まー、昼メシも食う時間がなかったからなぁ。

1kg太れば嫁さんに「アンタ、1kgって言うたらあのスプーン印の砂糖一袋を腹にくっつけたくらい太ってしまうねんで!」と言われてたので、1kg減ったということは、あの「一袋」が体から削ぎ落とされたことになる。ううん、これは大きい。

が、はた、と思い出した。
確か、会社の後輩である田坂から言われたように記憶している。
「でも、その1kg分の砂糖を体じゅうにまぶしたら、1kgなんて、太ったか痩せたか判らないじゃないですかー」

アホンダラJRA

土曜日。競馬は、皇太后様御崩御のため、開催中止。代替開催が月曜日だとJRAのページに書いてあったのを運良く見たので、主夫生活の身としては月曜日でも余裕で競馬場に行ける!・・・とゆーことで、今日行くことにしたのだ。

土曜日にうちに予想して、マークシートを完成させていたので、のほほんと競馬場へ。

馬券を買うと、ちょうど第4レースが終わったところであった。このレースは買ってなかったのだが、どの馬で決まったんかなー、と場内放送に耳を傾ける。
「1着は10番エバーゴールドです!!」

どれどれ、人気のある馬かな?・・・と競馬新聞を見てみると・・・10番はタイキクールやがなっ!!
そもそも”エバーゴールド”などという馬名は4レースにはない。

ど、どないなっとんねんっ!?
イヤな予感がして今日のスポーツ新聞を買ってみると・・・。
抽選、やり直しとるやないけえ(超怒)!!!
つまり、出走する馬の名前も、枠の番号も土曜日のそれとは異なってしまっていたのである。

つまり! 土曜日の時点の馬番のまま買ってしまった僕の番号はまったくの当てずっぽうに等しいのだ(ToT)!!!

結果として、買った馬番の中には10万馬券を超えるようなのがゾロゾロ・・・そんなもんが当たるワケでもなく、6,000円がパア。
ちなみに、予想していた馬を、きちんと番号を正して買っていたとすると、9レースの4,200円馬券とメインの11レースの1,170円馬券が的中してるやないけえ。10,740円の払い戻しやないけえ。勝ってたやないけえ。

そういう大事な変更はトップページにでかでかと書いとけよ、JRA!!!
もう今後一切馬券なんか買ったれへんぞー!!・・・と言えないところが弱い。とっても悲しい。

絵とおっぱい

後輩のバンドのライブを見るために、久しぶりに難波へ行った。
せっかくだから、日本橋をうろつきたくて、ぶらぶらしていると、ギャラリーに引き込まれた。
まあ、時間はあるし、絵を見るのは好きなので、いいか、と思って中へ。

しかし、美術館のようにそっと一人で見せてもらえるワケではなく、係のねーちゃんが僕についた。結構カワイイむちむちぷりんである。

展示されていたのは、シルクスクリーンの版画で、かなり気に入った。ねーちゃんも熱心に説明をしてくれる。
その中のニッサン・インゲルというイスラエルの作家(めちゃくちゃ有名らしい)の「2本のばら」という作品が特に気に入ったのだが、ねーちゃんはその絵を別の壁に掛け、照明を当て、椅子まで用意してくれて、それはそれは熱心に説明をしてくれた。

話の流れから、最終的には買いませんか?って話になるんやろなー、と思っていると、果たしてその通りであり、絵自体は50万円する。
が、隣に座ったねーちゃんの服装が、胸元チラリなのだ。いや、チラリどころではなくて、上手くいけば下手したらチチの半分以上見えてしまうという服装であった。
なかなか立派な形の良いおっぱいで、優に3倍はある(嫁さん比)。

目の前の素晴らしい絵と、隣のねーちゃんのおっぱいに挟まれ、胸元に視線が釘付けだった目のやり場に困ったのだが、何とか「50万円もする絵なんて買えませんよー」と断ってギャラリーを出た。

いやあ、ホントにタダでええもんを見せてもらったなあ。もちろんおっぱいすんばらしい絵のことでっせ。

ちなみにライブはサイコー。8月15日には東京でもやるらしいので、機会があれば是非とも見てやって下さい。バンド名は『境界線』。3人編成のバンドです。

ウェブマスタージャンキー

1週間ほど前から、咳がひどく、睡眠を妨げるほどだったのだが、しんどくもないし、熱もないので、「何かヘンな病気かなー」とビビッていたのだ。
が、昨日の朝、起きると喉が痛く、夜には熱が出て、「やっぱり風邪やったんか」ということが判明し、日記も更新できないまま寝てしまった。

しかぁし! 発熱のために体が火照ってなかなか熟睡できない。たまらずに何と朝の4時半に布団を出てしまった。
熱を測ると38度。うーむ、結構、熱あるやん。

ところがここからがオカシイ。せっかく起きたのだからと、パソコンを立ち上げて気になっていた日記を書き、HPを更新し、せっせとレスを書いているわしを遠くから、オマエ、キチガイとちゃうか!?と訊ねている別のわしがいた。

無理にでも寝ろっちゅーねん熱が出てる時くらい大人しくしとけっちゅーねん何やっとんねん。

珍しく女子大生と接触

昼から京都のM社に面接を受けに行った。
今回は面接だけではなく、ちょっとした試験もあったのだが、部屋には僕と同じく転職を目指す人が5-6人いて、さらに両隣の部屋では新卒者の面接が行われているようであった。壁越しに企業説明のビデオの声やら人の声が聞こえてくるのだ。

夕方、面接と試験が終わった人から部屋を出て行く。
僕もすべてが終わって部屋を出ると、ちょうど隣の部屋からリクルートスーツに身を包んだ、若い女子大生が3人ほど出てきた。

「あ。こんにちは」
緊張のためカチコチになっている彼女たちは、一斉に僕にお辞儀をして挨拶をした。どうやら僕をM社の人間と間違えているようなのである。
「うむ。こんにちは」
咄嗟に”ちゃうで”とも言えず、なりきって挨拶を返す僕であった。

タマゴマンとマグロマン

嫁さんと回転寿司に行ったのだが、席についてから斜め前方の体格の良い20代くらいの男性が怪しいのだ。顔は見えないのだが、僕たちが座った時に連続して玉子を食べていた。ちなみにテーブル席に一人である。

すると、続けざまに「玉子二つ」と注文し、流れてきた注文用の2皿を取って平らげると、今度は他の席の人が注文した、注文用の3皿を勝手に取って食べてしまったのだ!

「な、何じゃあ、アイツ!? タマゴマンやー」
などと、嫁さんとヒソヒソ声で話しながら、その男性から目が離せなくなったのだが、結局その人は合計10皿、玉子ばっかしを食べてしまった!!

さすがに腹が一杯になったのか、タマゴマンは茶をすすり始めた。すると、テーブルの向かいの席に連れらしき男性が来て座った。素早くマグロを取る。

「ひょっとして、アイツもマグロマンやったりして」
と、嫁さんとヒソヒソ話していると、連れは2皿目、3皿目と、やっぱりマグロを取るのだー(ToT)(^-^)/。
こうなったら、もはや僕たちの視線はその男性に釘付けである。

予想通り(?)、その男性はマグロばっかしを鬼のように食べ続けた。しかも、醤油ではなくて、アナゴやウナギ用と思われる"甘ダレ"を付けて食っているのだ。トロにもたたきにも目もくれず、ただただ、普通のマグロを、結局12皿も平らげてしまった!!!

何だか物凄くコワい光景を見てしまったような気がしたのだが、あの二人、一体何者???

交通音痴

朝7時、JR大阪駅にて。
「あのう、徳山まで行きたいんですけど、えっと、7:50発のに乗りたいんですけど、往復、取れますか?」
「満席です」(言い方がツメタイ)
「ええっ!! じゃ、じゃあ、徳山行きで次のは何分ですか?」(早くもウロタエる)
「うーん、次のも・・・満席ですねえ」(面倒くさそうにタッチパネル式コンピュータを操作する)

ど、どうしよう!? これじゃあ、間に合わへん!! 焦ってしまって、ションベンをちびりそうになりながら、「じゃあ、どの便だったら行けるんですかぁー(ToT)??」と、訊いてみた。
「のぞみがまだ空いてるけど・・・乗り換えないといけないですしねえ」
「乗り換えくらい別に構いませんけどぉー」
「急いでるのでしたら、自由席にしたらどうですか?」

はぁ!?何やねん、満席とちゃうんかいな! ああ、そうか! 満席っちゅーのは指定席のことやったんか! よく考えてみれば、自由席には満席もクソもないわな。
「あ、ああ、それでいいです」

なるほど、席に座れたのは岡山からだったが、それはいいとして、交通音痴にもほどがあると情けない思いをしたのであった。
ちなみに、再就職先の候補の一つである大企業の工場見学へ行ってきたのである。会社が金を出してくれたし(^◇^;)。

バッドタイミング

明日、山口県へ行くための交通費を下ろすべく、銀行へ行こうと自転車に乗っていた時のことである。ポツポツときていたのだ、雨が。
ヤバいなあ、と思いながら6-7分自転車を漕ぎ、銀行でお金を下ろす。

銀行を出ると、雨は結構パラパラになっていた。
うおおお、ヤバい、ヤバい。ずっと家にいた時は降ってなかったのに、外出のタイミングを見計らったように降ってくるなよなあ、もう。
そして、家に着く頃は傘が必要なくらいになっていた。ヤバいっちゅーねんっ!!!

何がって?
今朝、
「台所とお風呂場の敷物干しとくから、雨が降ってきたらすぐに入れてやー」
と嫁さんに注意されていたのだ。なのに、帰ると敷物はしっとりと濡れていた。

嫁さんに叱られるのがコワいので、慌てて敷物を取り入れ、半ベソをかきながらドライヤーで乾かした午後の一幕であった。

玉子の日

夕方6時過ぎ、駅まで嫁さんを迎えに行って、帰りにそのまま二人で近所のスーパーへ買い物に行ったのだ。
すると、ある一角で嫁さんが立ち止まった。

「ああっ!! しまったあ。今日玉子の日やったんやあ」
と、嫁さんが言うので目をやると、
“申し訳ありませんが、本日の1パック100円の玉子は売り切れました”
と書いてある。

「アンタ、なんで早く行って買っといてくれへんかったんよう」
「ええっ!? ナゼに俺に矛先が向くねん!?」
「そんなこと言うてるようじゃ、主夫失格やな」

な、何をー! ちょっと悔しい。
もう覚えた。月曜日は玉子の日

今夜の晩ご飯

「晩ご飯どうなるか分からんから電話するわ」と言い残して嫁さんが友達の家に遊びに行った。
日曜日は大体いつも6-7時くらいには晩飯を食べる。
しかし、ちびまるこちゃんが終わっても、サザエさんが終わっても何の連絡もない。

何やっとんねん、アイツ。何か出来合いのもん買ってきて、先にビール飲みながら食ってよっかなー、と考えつつも時刻は8時になろうとしていた。そして、やっと連絡が入る。自分も食べていないので、ラーメンでも食べに行こうと言う。

「お前なー、もっと早く連絡してくれへんから先に食べるところやったやないかっ!! 結局食ってないけど、8時まで待たせやがって!! 何しとったんじゃ!! 電話の1本くらい入れろっちゅーねんっ!!!」
と、ここぞとばかりに「!」だらけで言いたい放題だったのだが、実は僕、ナゼか「桃太郎電鉄」というゲームに夢中になっていて、待つのは全然苦になっていなかったのだ。はっはっは。

まあ、もちろん、嫁さんは例によって一言も謝ってないけどね(T-T)。

法事にて

去年はメールマガジン『結婚まで物語』の進行都合上、詳しく書けなかったのだが、今年は書ける。つまり彼女のお父さんの3回忌法要だったのだ。

まだあまり親しくもない彼女の親戚に囲まれて、しかも親戚同士で会話が盛り上がったりすると、僕はどうしても手持ちぶさたになる。

そうなると、ここ最近主夫業をしている僕は、ついつい忙しそうに働いている彼女や3人のお姉ちゃんのお手伝いをしようとしてしまうのだ。
しかし! 考えの古い(?)彼女の家では男子はじっとしていればいいのだ。彼女も、
「アンタは手伝いなんかせんでええから、座っとき!」
なんて言うのである。

至れり尽くせりは嬉しいけど・・・そのセリフは家で言うて~。

さよならが言えない

5月いっぱいで業務終了したにもかかわらず、6月に入っても企業説明会や面接のために会社に行くことがあった。そうなると、いつが僕の最終日になるのか判らないというやっかいな状況になる。

今週の火曜日、出社した僕はその時点ではもう会社に出る予定はなくて、友田さんに、
「長い間ありがとうございました」
と、ちょっとだけかしこまってお礼を言った。

が。昨日、
「うめさーん。ちょっと問題が起こってしまって・・・」
と友田さんから電話があり、今日出社したのだ。

アメリカとデータをやり取りするためのワークステーションが止まってしまい、その打開策を打ち立てて云々という仕事をした後、さて、帰る段になって、困った。
今さら再び友田さんに改まってお礼を言うのも間が抜けている。しかし、次に会社に来る予定はない。

仕方なく、
「じゃ、友田さん、一応アメリカにもメール送ったし、帰りますわ」
と言うと、
「お疲れさーん。じゃ、また
え!? またって、やっぱり会社に来ることがあるんかなあ(^◇^;)。

今日のタイトル、歌詞作れそう(^^ゞ。

揉み消し失敗

いつかこの日が来ることは分かっていたのである。
指定の鍵掛けには車のキーの他に自転車の鍵も掛けてある。通勤に最寄りの駅まで自転車を使っている嫁さんなのだが、主夫生活が始まって以来、僕は車で嫁さんを駅まで送り迎えしていた。
が、嫁さんが自転車を使う用事があった今日、ついに彼女は見つけてしまったのだ。

「あっ!!! あっれぇー??? 車の鍵あるやんっ!!!!!」
や・・・やばい。ついに見つかった。どうしよう? とことんトボけてみるか。
「え? ホ、ホンマ? どこにあったん?」
「いつものところに掛かってるやんか」
「お前、どこに置いててん?」
「私とちゃうっちゅーねん」
「不思議なこともあるもんやなあ。一体どこから出てきたんやろ? あれだけ探しても見つからへんかったのになー」
「アンタは何をトボけてるねん!?鍵なくしたのはやっぱりアンタやったんやな(怒)! 散々私のせいにしたクセに(超怒)!!」

実は犯人は僕であったこと、つまり鍵が見付かったのは僕のジーンズのポケットであったことを白状させられ、その罪をずーっと嫁さんにかぶせていた僕は当然のことながら嫁さんの馬乗り+両頬ビンタの刑に処せられたのであった。まだ生きているのが不思議なくらい。

阪神戦TV観戦

珍しく家で阪神戦を見せてもらったのだが、さっぱりの試合内容なので、うんざりする。

「ハートキーも打たへんようになったよなあ。入団したての頃は”ハートキー効果”とか言うてチームも盛り上がってたのになあ」
と、僕が言うと、
「ほんなら、スペードキーとかクラブキーとかダイヤキーとか呼んで来たらエエねん」
と、嫁さんが言い放った。

嫁さんよ、関西人としては寒すぎるぞ。ゴレンジャーやないねんから。
・・・っちゅーか、ゴレンジャーじゃなかったよなあ。何の正義の味方やったっけ?
♪ハートにクラブ ヘイヘイヘヘイ♪・・・って言う歌があったやん。

京都のタヌキ

企業説明会と面接のために会社に行ったのである。
ちょうど火曜日ということもあって、アフターファイブにテニスに参加し、その後は飲み屋さん。

今日は女の子二人も参加したのだが、その二人は京都人なのであった。
何となく、話題は食べ物の話になり、うどんの話になった。「きつね」と「たぬき」である。

関西では揚げさんが入っているうどんは「きつねうどん」であり、それが蕎麦になると「たぬき」になる。
揚げさんがてんかすになると「たぬきうどん」あるいは「たぬきそば」と関東では言う・・・と言うことは知っていた。

が。
京都人の二人の女の子は口を揃えて言った。
「えー!? “たぬき”って言うたら”あんかけ”やん」
何ですとう!!??
生まれてこのかた、京都では「タヌキうどん」は「きつねうどん」のあんかけバージョンだなんて知らんかった。
いやー、マジでビックリしたっすよ。今度、メルマガで聞いてみよう。

嫁さんの青アザ

風呂から上がった短パン姿の嫁さんの太股をふと見ると、10円玉くらいの大きさの青アザがあった。
「おいお前、それどうしたん?」
「ん? 何が?・・・あっ! アザになってる!」
なぁんや、自分でも気付いてなかったんかいな。

「アンタ、いつの間にアザつけてん!!」
「は、はあ? ちょ、ちょっと待てや。何で俺やねん」
「だって、他に思い当たれへんねんもん。私が知らん間によくも・・・!」
「アホか! どうやったらお前に分からんようにアザつけれるんじゃっ(~_~;)!!」
「そんなこと私が知るワケないやろ!!」

どないやねん(T-T)。

嫁さんのワガママ

嫁さんと梅田へ「グリーンマイル」を見に行き、飲みに行って、ハーゲンダッツのアイスクリームを食べて、さて、帰ろうとした時のことである。
「なあ、ちょっとションベンしたくなったからトイレ行ってくる」
「ええっ!? またあ? さっき行ったとこやん」
「だってビール飲んだし、また行きたいねんもん」
あっ! ああっ!! 定期入れがないっ!!!」
「何ィ!? ちょ、ちょっと待てや、とりあえずションベン行ってくるから」
「そんなことしてる場合とちゃうっちゅーねんっ! その間に誰かに拾われたらどうするんよ!!」

い・・・いや、こっちもそれどころやないねんけど。
「どこで落としたんかなあ? 買ったばかりの定期券も入っているし、あれ、ヴィトンのお気に入りの定期入れやのにー」
「よう思い出してみろよ。カバンに入れてたんやったら、歩いてる時に落としたってことはないやろ? 映画館か、飲み屋くらいしかないやないか」
「あっ! そう言えば飲み屋で1回カバン落とした。あの時かなぁ」

かくして僕たちはDD-HOUSEまで戻ることになった。
「アカン、俺、ションベンしてくるからお前一人で店に行け」
「ええ?。一緒に来てよぉ?」
「何でやねん(ToT)。もうたいがいガマンしてるっちゅーねん」

しかし、僕は嫁さんに手を引かれて店へ・・・そして、定期入れは無事見つかったのであった。
そしてそして、僕はダッシュかましてトイレへ・・・助かった。
それにしてもまったく自分本位の嫁さんである。

毎晩の晩酌

最近、毎晩のように焼酎の水割りを飲んでいる。今夜も飲んでいると、嫁さんが、
「それ、水?」
と訊いてきた。水だったら飲みたかったらしい。
「い、いや。焼酎」
「アンタは1日くらい飲まへん日を作りっ!」
「いいやん、別に」
「しまいに体悪くするデ!」
「まだ若いから大丈夫やって」
「そんなん言うて、夜に飲んでるからどんどん太るんや」
「な、な、なんちゅう事をっ・・・!! 週に1日くらいは、止めようかなあ・・・」

そして明日の晩には忘れて飲んで、同じ事が繰り返されるのである。

ニューヘアスタイル

昼から美容院へ行ったのだ。
「今日はどんな風になさいますか?」
僕はヘアスタイルのことは良く分からないので”じゃあ、短く”くらいしか言えない。困った店員さんがヘアカタログを持ってきた。

う?ん、どういう風にしよっかなあ・・・お、これ、短めで、しかもワイルドでカッコええぞ。
「こういう風にして下さい」

約1時間半後・・・そこにはがいた。しかもおっさんの。
う?ん、やはり無理があったか。しかしまあ、見ようによってはいいかもな、と自分を慰めた。

夕方、車で駅まで嫁さんを迎えに行くと、嫁さんは僕を見るなり、
「きゃはははは! ドラゴンボールやー!」
とのたまった。
「何やとう!? そんなこと言うんやったら金色に染めてスーパーサイヤ人になったるぞう!!!」
「別にええけど、就職が決まってからにしいな」

さらに、風呂に入ってムースが落ちた髪型を見て「カッパやーヽ(^o^)ノ!!」などと言うので、今はもう、独身の頃のようにバンダナをまいているのである。
何のためにヘアスタイルを変えたのだか・・・。

主夫修行開始?

今日から自宅待機なのである。企業への面接や人事との面談の他は家にいていーのである。履歴書や職務経歴表、あるいは人事に提出する簡単なレポートを作成したり・・・という仕事(?)はあるが、そんなもんはお茶の子さいさいなので、初日の今日はいきなり主夫したのだ。

2回分の洗濯、布団干し、部屋やトイレ・風呂掃除、洗濯物をたたんで、夕食の用意(材料切り)・・・などをせっせとしたのだが、やっぱり大したことはなかったのである。
ここには主婦の方も見に来られるので言っちゃあ何だけど(なら言うな)、書くのは気が引けるけど(なら書くな)、こんな家事ごとき屁のかっぱじゃー。
ま、社宅の狭い家やし、子供もおれへんしネ。

しかし。
こんな楽ピーな生活を続けていると、きっと精神的にも肉体的にも堕落してしまうに違いないと言うかもともと堕落気味の僕はどうなっちゃうんだろ(~_~;)。

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