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2002-12

では、よいお年を。

旅行から帰ってきたばかりで1年をゆっくり振り返る余裕もないねんけど、今年は個人的にはいろいろあった年でした・・・と、毎年書いているような気がする。っちゅーことは何かい、毎年いろいろあってもーたまらんわいっちゅー人生なんかい・・・そうかも(^-^;)。

特に盆以降はほとんどフィリピンにおったし、このサイトも日記以外、ほとんど更新できなくなってしまいました。何とかしたいなー、とは思いつつ、サイト運営も昔ほど熱がなくなってきたしなあ。
フィリピンから日記しか更新してないもんだから訪問者が激減し、それでもまだ毎日200人くらいは来てくれてるので、まあ、細々と続けてます。

仕事が落ち着いたらまたオフ会もやりたいと思ってますので、来てくだされ。
来れなくても、「まだもうちょいと付き合っちゃろ」って方は、のんびりサイトに遊びに来てくだされ。

では、良いお年を。

蟹づくし

今日と明日は城崎温泉へ旅行。
そしてまた蟹づくし。
晩飯2時間30分食い続けっ!

いやあ、ホントに食いまくり。嫁さんは教えてくれないけど、旅行費は結構高いらしい。

正月用の買い物

酒(僕は日本酒がダメなのでビールとかチューハイとかリキュールなど)を呑みながらおつまみとかお菓子なんぞをばりばり食いながら寝転んでTV観てまったりするっちゅーのが僕にとっての最高の正月である。

そんな正月を迎えるためにはそれ相応の買い物をしておかなくてはイケナイので、嫁さんと買い物に出掛けた。
「げっ。数の子って3000円もするのん? もっと小さいパックのないかなあ」
「正月っちゅーたら高級ハムやな・・・いや、この焼き豚にしとこ」
「刺身は・・・まあエエか」
と、夫婦共々貧乏性と言うか、ケチなので、思い切って高級食材を買えないでいたのだが、それでもたかがスーパーで1万2千円も遣った。その後、居酒屋でヱビスビール1ケースとリキュール類2本ばかしを買い、8千円。計2万円の買い物であった。

皆さんは正月用の買い物ってどれくらい遣いますか?

夜――。
「喉渇いたなー」と、リキュールを開ける嫁さん。
「このお菓子食べよっかー」と、お菓子の袋を開ける嫁さん。
正月はまだやぞーい。

年忘れ練習試合&トン汁大会

我が草野球チーム『どんなモンジャーズ』が企画する“年忘れ練習試合&トン汁大会”があった。

1回裏、ノーアウト満塁の絶好の先制のチャンスに4番打者がホームゲッツーを食らい、5番打者の僕がショートゴロに倒れて無得点。結構真芯に当たったんやけどなあ。
2打席目は見逃し三振。ボールは顔の前を通ったんやけど、球審をしていた味方の中野さんがストライクと言うので仕方なし。
打ち気満々で迎えた3打席目はファーボール。走る気満々でいるといきなり牽制球で刺される。どないやねん。

試合は1?5で負けたが、なんの、トン汁大会は勝つぞう(もちろん、勝ち負けなんぞない)。
集まったカセットコンロ4台を並べ、鍋に水を入れて沸騰させ・・・たかったのになあ。河川敷で行ったため風が強く、1時間経っても沸騰せーへん(^-^;)。

仕方なしに炭を買いに行き、結局トン汁にありつけたのは始まって3時間は経とうかという頃であった。勝ち負けなんぞないのにボロ負けの気分だったが、トン汁は最高に美味かったので悔いなし!
ああ、年末だなあ、とぼんやり感じた冬の夕暮れであった。

納会

本年最後の出勤日である。
仕事らしい仕事もせずに、大掃除をして18時から納会。

ところが。
確か今年の7月くらいに部署を異動した僕にとってはほとんど喋ったことのない面子ばかりなのだ。だって、異動後、会社に出たのは合計しても10日くらいだったんだもの。
考えてみればほとんどフィリピンにおったんやなあ。

で。
来年からまた別の部署に異動なのだ。
もーどーでもえーけど。

タガログ語に挑戦!

もともと語学が好きな僕は、フィリピン出張が多い今、「タガログ語が話せるようになりたい」と思っている。フィリピンにいるときはもちろんエルちゃんにイロイロ訊くのだが、語形の変化について質問しても彼女は“It depends.(場合によって変化するの)”と答える。そんなことは分かってるっちゅーねん(-_-;)。

まあ、確かに自分も日本語文法を細かく訊かれれば答えられないこともあるかも知れへんよなあ、と思ってタガログ語の本を買った。ほとんど単語が載っているのだが、少し文法についての解説もあった。が。

一つの単語につき56種類の語形!?
これは動詞の場合で、もちろん56パターン全部違う単語ではないのだが(つまり、動作者が主格の場合と目的格の場合は同じ形だったりもするのだが)、それにしても、結局、のべ56種類なのだ。

タガログ語マスターは諦めました。
確かに、簡単には説明でけへんわな(^-^;)。

メリークリスマス♪

たまにその気になると(なんて言っちゃー悪いが)嫁さんは料理に凝る時がある。
今夜がその日だった。なんちゅーてもクリスマスやしなっ! シャンパンまで用意している。これは、写真に撮ってUPしよう、と思ってデジカメで写真を撮り、ご馳走を戴いた。

食後にはケーキまであるぞう!
ちなみに昨日「今年はケーキ要らんよねえ。買うヒマないし」なんて言ってたのに。

もう、めちゃくちゃ腹がいっぱいになって、そのまま二人でコタツにもぐりこんでTVを見た。しばらくすると、嫁さんが居間の明かりを消した。
おおっ! 何が始まるのかな(*^-^*)?
と、思ってそのままTVを見つづけていると・・・二人してそのまま眠りに落ちてしまいました(^-^;)。

目が覚めると翌日の朝6時。
「お前が電気消すから寝てしもたやん」
「消す前から寝てたやんかっ!」
あ。そう( ̄◇ ̄;)?

プリンタてんやわんや

いい加減に年賀状を作らねばならないので、クリスマスイヴも甘いムードもへちまもなく、旅行から帰るや否や僕は電気屋さんに向かった。
今年の初めに買ったプリンタのカラーインクの出が悪かったので買いに行ったのだ。ちなみにこのインクは封を開けただけでまったく使ってないのだが、ほぼ一年、ほったらかしにしていたのでダメになったようなのである。

で、購入した新品をセットし、年賀状を刷り始める――が。
どーして3-4枚目で色褪せる!?
あ、そっか、これはインクじゃなくてカートリッジが原因なのかも?・・・と、ヘッドをクリーニングした。

よし、ちゃんと色が出始めたぞ――が。
どーして3-4枚目で色褪せる!?
何回クリーニングを繰り返しても青が出なくなった。これはもう、カートリッジ自体を買い換えないといけないのか!?

「どうせやったらプリンタを買い換えたら?」
おお、嫁さんよ、そうすることにするっ!
「じゃあ、まだ買ってないお前へのクリスマスプレゼントはプリンタってことで・・・」
「殺すぞ(▼▼#)」
じょ・・・じょーだんですがな(^-^;)。

山代温泉大当たり旅行

予定通り旅行に行ったのだ。
今回は山代温泉。宿泊場所は「ゆのくに天?」である。実は数年前、前の会社がむっちゃ景気が良かった頃に泊まったことのある、かなり高級な旅館なのだ。
ちなみにそのときは旅行費はすべて会社持ちの豪華旅行だったのだが、今回は何しろJTBが赤字を覚悟で(予想)打ち出した安いプランである。

ホンマにこの値段であの旅館に泊まれるのじゃろか? 何か騙されてないじゃろか? 過去にこのような仕打ちを受けたこともあるので(これはJTBじゃないけど)、僕たちはかなり疑心暗鬼であった。

が。
JTBエラいっ!!
謳い文句どおり、旅館は綺麗、蟹会席も絶品、これで一人19800円でエエの!? と、恐縮しそうになるほど大満足の旅行となったのであった。

ルミナリエの前に

何年も兵庫県に住んでいながら、ルミナリエっちゅーもんを観たことがなかった。
嫁さんも僕も人ごみがあんまり好きじゃないというのがその理由なのだが、まあいっぺんものは試しに観に行ってみよう、ということになったのだ。

ところが、嫁さんは買い物したいので昼すぎに先に家を出る、と言う。ルミナリエは家からだと三宮方面。買い物なんか三宮でしたらエエがな、と言うと全然反対方向の心斎橋へ行く、と言う。そこにしか欲しいものが売っていない、と。

「何買うん?」
「何であんたにいちいちことわらなアカンのよっ(▼、▼)!」
な、何もそれしきのことでキレんでエエがな・・・。

夕方、待ち合わせの阪神西宮駅に行くと、嫁さんが買い物してきた紙袋をそっと僕に渡した。
「これ、クリスマスプレゼント」
「えっ!?お前、これを買うためにわざわざ心斎橋まで行ったん?」
「うん」
感動した。

ルミナリエ?あ、ウワサどおりめっちゃ混んでた。ま、良かったで。

中京大障害

日本にいる時は土日と言えば必ず馬券を購入しているので、帰国している間はやっぱり買うのだ。
そう言えば、前回の帰国の時はいきなり馬単で万馬券を勝ち取ったなあ。

で、本日。
中山大障害で万馬券ゲットォ!!
中山競馬場で行われた第10レースの障害、いわゆるジャンプレースのG?があったのだが、その馬連6?10の18300円をぶち当てたのだあっ!!
わーっはっはっは。僕って天才!?

し、しかし、なのだ。
よーく確認してみると、僕が購入したのは中京競馬場の第10レースであった(ToT)。
もちろん、間違えて購入してしまったのだ。
だってー。“中”山と“中”京って似てるやんかー(今さら何を)。大ショック。

エエ加減にせんかいおやじ

帰りの飛行機の中で――。
空いている3席分を占領して、バーコード頭の日本人のおっさんが横になって寝ていた。まあ、これは良い。僕もすることがあるし、スチュワーデスもなぁんも言わない。

ところがこのおっさん、着陸態勢に入ってもその体勢を崩そうとはしなかった。もちろん、シートベルト着用のサインは出ている。
「お客様、すみませんが・・・」
スチュワーデスがおっさんに警告した。

大変な仕事やなあ。俺、こういう仕事ってイヤやなあ、と思って見ていると、おっさんはイヤイヤむっくりと体を起こして、姿勢を正して席に座った。
ところが、スチュワーデスが向こうに行くとこのおっさん、また横になってしまったのだ。
次には別のスチュワーデスが同じ警告をして、おっさんはおっさんはイヤイヤむっくりと体を起こしたがまたまたその後横になってしまった。

最後にはスチュワード(そう言えば最近はフライトアテンダントって言い方せなアカンのね。でも、こっちの方が分かりやすいやん)が来て注意。

・・・なんか、同じ日本人として恥ずかしかったなあ。こういうアホな大人がおるから日本はダメになるんよなあ(と、アホな大人が思ったのであった)。

最後の夜

今回の出張では最後の夜なもんだから、半ば義務感のような気分でCLに行ったらなアカンなあ、と思いつつ、タチバナという日本人用居酒屋で鍋田さんたちと夕食を食べたのだ。
そのまま3人でCLに行く。

指名したエルちゃんが席にやってくると・・・何やら怒っている。
何やねん、せっかく来てやったのに、と思っていると、どうやら何度も電話したのにつながらなかったので、僕が電話をOFFにしてどこか他の店で遊んでいたと思っているようなのだ。

タチバナの店内は電波状態が悪くてアンテナが立ってなかっただけなのに。
いい加減ウザいので鍋田さんに2000ペソ渡して30分で店を出ようとしたら、怒った顔のままエルちゃんが袖を引っ張って引き止める。
どないやねんっ(▼▼メ)!

と、怒りつつも、こういう生活に慣れてしまった自分を振り返った最後の夜であった。
ちなみにフィリピンの女の子は一途でとても嫉妬深い。鍋田さんが指名してるねーちゃんにしても、他のヘルパーの女の子と仲良くしてるとムクれてる。
わしら、客なんやけどなあ(^-^;)。

マミー

フィリピンのディズニーランド・・・と、現地の子は言う。グランドオープンの時に行ったSTAR CITYのことである。
僕が帰国する前にもう一度行きたい、とエルちゃんが言うのでまた行ったのだ。今日は仕事が終わってから。

ループコースターとかバイキングとか、その手の乗り物がキラいなクセにこういう場所に来たがるエルちゃんがちょいと分からへんのだが、今回は前になかった『MUMMY』という建物があった。どうやらオバケ屋敷もどきらしい。これなら良いだろうと思って「入ってみよ」と誘うと、エルちゃんは泣きそうな顔をする。

「大丈夫やって。どうせ作り物やがな」
「だって・・・コワい」
「まあエエがな、入ってみよ」

イヤがるエルちゃんの手を引っ張ってそおーっと進む・・・っちゅーても、まだ出だしのところだった。まだ2-3m進んだだけである。やっと通路が暗くなっていよいよ始まりか、と思ったその地点であった。

ガッシャーン!
何やら突如仕掛けが動き出して轟音を響かせた。
「うひゃあ!」さすがに僕もこれには驚いた――が。
ギャアアアアアアッ!
轟音以上の悲鳴をあげ、エルちゃんは僕の手を引いて入り口まで戻ってしまった。

ホントに怖かったのね、スマンスマン(^-^;)。
けど、高校生らしき連中が続々と入って行ってたのになあ、この子は、もう。

祝♪アメリカ西海岸珍道中200号

さて、これまで、イロイロとメールマガジンなるものを発行してきているし今も発行している拙者であるが・・・『アメリカ西海岸珍道中』を読んでいる人は数少ないだろう。だって、読者数は300人そこそこだもん。

大学の卒業旅行でアメリカに行ったのだが、もともと文章を書くのが好きな僕は、そのときの旅行記をしたためていて、それをメールマガジンにして発行しているのだ。
旅行は半月であった。ところが。

本日、200号達成しましたっ♪
たかだか半月の旅行だったのだ。なのに、2000年5月15日に創刊して以来、早や2年と半年以上が過ぎ、メールマガジンは200号にもなってしまったのだ。

アホかも( ̄◇ ̄;)?
メルマガ自体は実はあと5?6回で終わるねんけど、しかしまあ・・・継続は力なりと言うか、いや、何がどこで「力」やねん(^-^;)。

鍵付き道具箱

土曜日に来比した鍋田さんがナンバーを合わせるタイプの鍵を持ってきた。
仕事に必要な道具(ドライバーとかペンチとか各種色々)を日本で購入してフィリピンに送ってもらい、日々、業務をしているのだが、だんだんと道具がなくなるのだ。

そう、ここは日本じゃないのだ。
フィリピンのヤツらは使った道具を返さないどころか、いつの間にか自分のものにしてしまうのである。で、いざ仕事をしようと思ったら、
「うわあ、あれがないこれがない」
と慌てふためいて道具を探すこととなり、まったく仕事にならないのだ。

で、鍵付きの新たな道具箱を送ってもらい、さらに古いほうにも鍵を付けようと、鍋田さんに持ってきてもらったのである。
「よし、これでOKやな」

すると、ちょうどそこへラッセルが来た。道具が使いたかったらしいのだが、鍵を見て一言。
「これじゃあ、使えません」
お前らが盗むからこんなことせなアカンのじゃーっ!
そもそも、厳密にはこれらはウチの会社の資産であって、ここの会社のモノではないのだ。欲しかったら自分らで調達せーよ。アホたれ。

グッドダンサーになるために

昨日の出来事がよほど悔しかったとみえる>僕。
そもそも、誰かが物事を上手くしているのを見ると「僕もあれくらいできるなあ」と自信過剰気味に思ってしまう。これは、間違いなく母譲りである。

で、エルちゃんとゲームセンターに行ったのだ。
目的はもちろん、DDR(ダンスダンスレボルーション)。プレステを持っている僕はその昔、家でドタバタとDDRに励んだのだから、僕のステップを見るとエルちゃんもビックリするだろう、という魂胆である。
注:もちろん、人様に見せれるレベルではなく、日本では恥ずかしいのでゲームセンターでやったことなどほとんどない。

しかぁし! ここはフィリピンなのだ。この手のゲームに馴染んでない原住民たちは拍手喝采するに違いないのだ。

行ってみると、だぁれもしていない。しめしめ、ここは腕の、いや、足の見せ所だぞう。
ところが、知っている曲がないっ( ̄◇ ̄;)!
テキトーに選んだ曲は、プレステレベルの簡単なものだったが、僕はもう必死であった。しかしまあ、何とかクリアできたし、どうじゃっ!・・・と、エルちゃんを振り返ると。

「足が全然ついていってない」
がーん( ̄◇ ̄;)。
ちなみにエルちゃんはこのゲームを見たのは初めてだそうである。なのに、僕のステップがイケてないことがバレバレだったのだ。がっくし。

グッドダンサーになる条件

エルちゃんと街を歩いていると、まぁた出やがったのだ、ヤツが。
全然予期しない場所だったので、ヤツがカサカサカサと足元を走り過ぎるのを目の当たりにした途端に、
「ひゃあ!」
と、足をばたばたさせながら半分裏声のオカマちゃんのような声で叫んでしまった。エルちゃんは横で大笑いである。あー恥ずかしかった。

で、その後店に行き、ショータイムの時間となった。
今夜は僕のお気に入りのエリック(注:男です)が出演するダンスショーで、惚れ惚れとしながら見ていた。

「あれだけ体が動いたら楽しいやろなあ。俺もダンスしよっかなあ」
「イカウ(あなた)が?」
「おう。俺は運動神経も良いしリズム感もあるし(自分で言うなよ^-^;)、良いダンサーになるかもよ」
「そうねー、足元にイーピス(ヤツ)をいっぱい走らせたら良いダンサーになるかもね」

お前、僕をバカにしてるな(??;)。

その彼氏ってのは40代のおっさん

昨日、一緒にカラオケに行ったメンバーの中に、下山君という子がいた。
前にフィリピンに来たときに指名したジュリエットちゃんがもう辞めていて、
「うわあ、どうしよう。うめさん、誰かいないですかねえ?」
などと言うので、とりあえず知っている中でカワイイんとちゃうか、と思っていたMJちゃんを紹介してあげた。

すると下山君は結構気に入ったらしく、普段自分から言うことはないのに「呑みに行きましょう」と言う。まあ、明日帰国するってのもあるけど。

店の中でもゴキゲンで、紹介した甲斐があったなあ、良いことしたなあ、とちょっと嬉しかったのだが、彼は帰りの車の中でこんなことを言った。
「ホテルの部屋に誘おうと思ったら、ヘラルド知らんって言うんですよ。僕がまた次に来るときまでに教えといてくださいよ」

げげっ!
僕が驚いたのは下山君がカラオケのねーちゃんを“部屋に誘った”という行為ではない。
MJちゃんには他に日本人の彼氏がいるのだ。
や、やば・・・そこまで気に入ったのかー、下山君。MJちゃんに彼氏がいることは言えませんでした。
ま、えっか。

バースデー in フィリピン

「俺、来年は3000ペソも払うのイヤやで」
昼休み、上村君がそんな話をしていた。訊いてみると、今年の誕生日に3000ペソ払ってローカルの従業員がハンバーガーだのケーキだのを買いに行き、会社でちょっとしたパーティをしたらしいのだ。え?
「誕生日を迎えた人が自腹切るん?」
「そうなんですよー」
ホンマかいな。上村君がうまいことたかられてるだけちゃうん(~-~;)?

そして、夜――。
珍しく藤森取締役を含めた総勢7人でカラオケに行った。明日が藤森さんの誕生日らしく、日付が変わると店内にバースデーソングが流れて皆で拍手っ!

ところが驚いたのは会計の時だった。
「一人いくらですか?」
「今日はワシの誕生日やからいいよ。ワシが出す」
「え?」

昼間の話はマジですか!?
この国にしきたりなのか、社内だけの話なのか分からないけど、とにかく自分の誕生日にここにおったら金が飛ぶのじゃなあ。
いくらかかったか知らんけど、7人もいたので10000ペソはくだらなかっただろう。

再びヤツがやってきた

トイレの洋式便座に座っていた時のことである。何かがボトリと天井から目の前に落ちた。
ぎょ、ぎょえええええっ!!!

一体いつ以来だろう? そっか、このとき以来およそ4ヶ月半ぶりかあ・・・。
いや、そんなのん気なことを言うてる場合じゃないのだ。

弱っているのか、もともと動きがノロいのか、素早くはないのだが、それでもソイツはかさかさかさかさと歩き回る。
まだいたしている途中の僕は逃げることもできずそのままの体勢で両足を上げた。

どどどどうしよう(ToT)!
便座に上がってこられたらひとたまりもない。そのまま固まること3分。
ヤツは便座の周りをぐるぐる回っている。
こーなったら、行動を起こすしかない。僕は意を決した。素早く尻を拭き、抜き足差し足でトイレを出る。半分、目をつぶりながら(笑)。

そうして、部屋のティッシュペーパーを10枚ほどばばばばっと抜き取り、トイレに戻る。
しめしめ、まだいるぞう。
ティッシュペーパー越しとは言え、ソイツの体の感触を感じるのはイヤなので僕はさっとそいつの上にティッシュをかぶせると、そのままくるんでえーいと便器の中に放り込んで水を流した。

母さん、僕はやったよ!
はあああ、一安心。めっちゃ達成感(^-^;)。

は・・・腹が・・・3

おーい、まだ腹の調子がおかしいぞい。ずーっと下している。おまけに今日はペアで頭痛もプレゼント♪ときたもんだ。

これで熱でも出てくれたら大手を振って会社を休めるのだが、幸いにして、熱はないし体も動く。そもそも今日は取締役がフィリピンに来るので、そんなタイミングで会社を休むワケには行かない。

事務所とは別の建屋の工場でせっせと働き、午後6時頃に事務所に戻ると、3時頃に到着したはずの取締役はとっくに帰っていた。一度も会わず。

せっかくまた晩飯とかカラオケとかおごってもらおうと思ってたのに(~-~;)。
結局、コンドミニアムで晩飯を食べたのだが、今夜はビール2本しか呑めなかった。いつもならビール3本+カクテル系の酒を2-3杯呑んでるのになあ。

は・・・腹が・・・2

まだ、腹の調子がおかしい。もうそろそろ治ってもいいころやのになあ。
ところが今回は腹の調子がおかしいだけではなくて、食欲もあんまりない。

朝10時頃に起きたのに、食べ物を口にしたのは午後2時。インスタントラーメンを食べた。
夕方にエルちゃんと晩飯食ってそのまま同伴してカラオケに行こうと思っていたのだが、エルちゃんと落ち合うと、彼女は風邪気味らしくて食欲がない、と言う。

おい、じゃあ晩飯はどーすんねんっ!・・・と思ったのだが、僕も腹が減っていない。
で、晩飯も食わずに7時半にカラオケ入りしたのだ。
ビール3本と、ウィスキーの水割り数杯。これが今日の夕食。

僕の体、大丈夫!?

は・・・腹が・・・

もともと腹は弱い方なのだ。だが、フィリピンの水が合っているのか、まだ本格的にこちらで“当たった”ことはない。
こちらで当たると、腹を下すだけでなく、嘔吐したり、高熱が出たりするらしいのだ。

そんな症状ではない。ちょっと、腹が痛い。
そんな土曜日であった(何じゃそりゃ)。

しかーし、今まで何度か腹が痛くなったことはあるけど、一日もすれば治った。まあ、今回も大丈夫やろー、と、僕は呑みに行くのであった。

最新ナマナマ情報

短期出張でフィリピンに来ていた頃は、ヘラルドというホテルに滞在していた。ヘラルドの前の道路をはさんだ対面にはリトル東京と呼ばれる、日本食堂が並ぶ区域がある。
しばらく行ってないけど、スマスマというカラオケもその一角にある。

今僕が滞在しているコンドミニアムからヘラルドまでは、車で7?8分、歩いたら15?20分くらいの距離にある。
だけど、短期出張でやってきた連中と一緒に夕食を食べたり、スマスマの隣にある日本製の食品が並ぶ雑貨屋を利用したり、リトル東京にはちょくちょく行っているのだ。

今朝、出勤途中の車の中で、その“スマスマ”の話題でもちきりとなった。
今日の未明、午前2時頃、スマスマの店の前で店のオーナー(日本人)が射殺されたのだっ!!
マ、マジですかぁ(◎o◎;)!!
シャレでも笑い事でもない。僕たちの生活区域、しかもごくごく近しい場所でそんな事件が起きてしまったのである。

今回、会社関係では唯一ヘラルドに滞在していた林君は、パスッパスッというその銃声を聞いたらしい(計5?6発。命中したのは2発)。
こ、こわいことですなあ。
もちろん、しばらくリトル東京には近づかない・・・けど、来週からまたヘラルド滞在の出張者が来るんよなあ。

ひょっとしたらまだ日本のニュースでも伝えられておらず、WEB上にもないかも知れないフィリピンはマニラのマカティからナマナマ情報でした・・・って、ナマナマしすぎまっせ。

おろせません

全然忘れてた。今日はボーナスの日であった。
いやあ、ボーナスをフィリピンで支給されるなんてなあ(泣)←感慨の涙じゃありません。

ところが、明細書を開けてビックリ、10万円ほどUPしとるっ!
このご時世にボーナスが上がるなんて、ありがたい話ではありませんか。
一応、ギリギリのところで黒字を出し続けているから、というのが理由なんだけど、みんな喜んでいた。

「よっしゃあ、今日は呑みに行くぞうっ!」
いや、あの・・・ここフィリピンにいる限りは、ボーナスが上がったところでおろせないんですけど・・・(~-~;)。

デンジャラスナイト

後輩の極悪であることは何度か書いたが、実はその連れである宮山というヤツも芝以上極悪なのである。
会社ではよくこのコンビにいじめられている僕ちゃんなのだ。最近ここに上村という輩も加わっているのだが、コイツは極悪コンビにいじめられたりもする、ちょっといいヤツである。

芝のねーちゃんは元CL(カラオケの略称)で、上村のねーちゃんも元どっかのカラオケ、宮下のねーちゃんはUS(カラオケの略称)に勤めているので、夜、僕がCLに呑みに行った時はコイツらに会うことはなく、羽を広げて楽しめる時間なのである。

で、今夜は久々に一人でCLに行ったのだが、その約10分後――。
前の席に座っていた客がのそおと後ろを振り向いた。
うっぎゃああああっ!!
極悪トリオであった。

な、なんでCLにおるねんっ!
コイツらはそれぞれ自分のねーちゃんを連れて(現役の宮下のねーちゃんは店を休んでいたらしい)CLに呑みに来ていたのだ。しかも、事前に会社のドライバーに「うめをCLで降ろした」とちゃんとチェックも入れている。
コイツらは僕を陥れるためにやって来たのだ。

すぐさま宮下が僕の席に来る。そしてエルちゃんに話し掛ける。
「なあなあ、このお方はねー別の店で・・・」
「うわあああ、そんなことをバラすなあ」
と言ってるしりからエルちゃんに「どういうこと(▼▼)?」と突っ込まれる。何しろ彼女は日本語が分かるのだから始末におえない。

宮下が去ったと思ったら上村が来て・・・以下、エンドレス。
いつか嫉妬に狂ったエルちゃんに刺されます。

クリスマスかに?

嫁さんに電話すると、「帰国してすぐに休み取れる?」と訊かれた。
今現在、帰国予定は12月20日(土)である。となると、22(月)? むーん、旅行のにおいがするなあ。

けど、我が家では毎年年末に恒例の「蟹食い温泉ツアー」を開催していて、今年の年末もまた城崎温泉に行くハズなのだ。
「なんで?」

どうやら、JTBが90周年記念とかで、先着90名様限定のお買い得ツアーの参加者を募集していて、嫁さんは葉書3枚を送ったらしいのだ。
で。2枚当たったんやって(~-~;)。
一枚分は断ったんだけど、要するにそのツアーが22日と23日らしいのだ。

わぁい、クリスマスイヴとイヴイヴに蟹食いツアーだ。
蟹の神様、ゴメンナサイ。

クリスマスフィーバー

フィリピンはキリスト教の国である。で、クリスマスは日本で言う、暮れと正月と盆がよってたかったようなもので、それはそれは大変なはしゃぎようなのだ。
普段は薄暗い、ボロ家が立ち並んだ帰り道も、きらびやかなクリスマスのネオンでいっぱいなのだ。

会社の女の子たちももちろん、今からウキウキソワソワなのだ。会社のクリスマスパーティを楽しみにしているのだ。

会社の、若いけどラインリーダーを務める、日本人顔をしたしっかり者の可愛らしいチェルシー(仮名)が言った。
「えー!? うめさん、クリスマスまでに帰るのぉ? 私のダンスパートナーお願いしようと思ってたのにぃ。エスコートしてもらおうと思ってたのにぃ。今日から一緒に練習しようと思ってたのにぃ」

お、おっちゃんでエエんやったら、ダンスだけと言わずあれやこれや・・・。

スワッピング

僕が、店に行ってエルちゃんを指名する。すると、エルちゃんが「ケイちゃんも指名してあげて」と言う。一人の指名料が300ペソ(=約800円)なのだが、その300ペソを渋っていると「ケイちゃんが自分で払うって言ってるから」と、言う。

よくある光景である。彼女たちはとにかく指名ポイントが欲しいのだ。自腹を切ってでも指名ポイントがあげることによって、自身の給料が上がるので、自腹を切る以上にメリットがあるのだ。
もちろん、ケイちゃんのお客さんはエルちゃんを指名することになり、つまり、クロストークであり、彼女たちは一人の客で2ポイントゲット、という寸法なのだ。これをスワッピングと、言う。

ところが、問題は、ケイちゃんは協力会社の部長さんのねーちゃんなのだ。そんなねーちゃんから300ペソもらって指名してあげました、なんてのはちょっと恥ずかしい。
「いーよいーよ、僕が払うから」

1時間後、部長さんがやってきた。
「今日はお金がないからエルちゃんの指名はまた今度ねー」
たかが300ペソ、されど300ペソ( ̄◇ ̄;)。

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