- 1999-12-09 (木) 5:48
- Category:家のこと
嫁さんが、「今日は保育所の発表会の日で、打ち上げあるから帰るのん遅くなるよー」と言うので僕はウキウキ気分だった。なぜなら、僕は今日、研究所(家から30分以内で行ける)でリスクマネジメントの何ちゃらの研修に出席するので、かなり早い時間に帰れることになっていたからである。
こうなるともう、ラブラブもクソもなくて、「わーい、一人じゃ、一人じゃー」という気分になってしまうのである。しかも、研修は予定より1時間も早く終わってしまい、僕が家に着いたのはなんと、夕方の5時過ぎであった。
昼メシを抜いたこともあり、腹が減っていたので、僕は買ってきたお惣菜をアテに、さっそくビールを飲み始めたのだ。
嫁さんには携帯電話を持たせてあるし、ま、帰ってくるのは11時か12時くらいだろうと予想して、僕はパソコンで遊び、スーパーファミコンで遊んだ(プレイステーションは実家に貸し出し中のため)。もちろん脱いだものはそのまんま、食べ散らかし、飲み散らかしである。
そして、魔の9時20分。
ドンドンドンと、玄関の戸を叩く音がしたのだ。もちろん、嫁さんであった。
えっ!? 何で? 何でこんな早く帰ってくるのん? や、やばい!!
手おくれであった。テーブルの上には350mlの缶ビールの缶3つと500mlの缶ビールの缶1つ。スーツは脱ぎっぱなし、スラックスもカッターシャツもほったらかし。おまけにPCつけっぱなしで、スーファミしてる最中と来てる。
「な、な、な、何これぇー(-_-#)!!!!」
「お、お前なんで携帯から電話してけえへんねん」
「何でか知らんけどかかれへんかってんもん」
「何でこんな早く帰ってくるねん」
「早く帰って来て何が悪いねん!! 何よ、この惨状は!!!!」
(以下、省略)
奇跡的に僕は生き延びている・・・(ただし、半死半生状態)。