- 2000-07-25 (火) 11:25
- Category:家のこと
実家に電話をして久しぶりにおかんと話をした。
こうしてHPを公開し、メールマガジンを発行し、ついには産経新聞に載っても、僕は「よほどの偶然がない限り知り合いにバレることはないじゃろ」と高を括っていた。
田舎のおばあちゃんやその親戚たちが、ついに新聞によって僕の悪行(ん?)を知ってしまったことは以前に書いたが、まあ、取材を受けた時点でそういうのはある程度予想していたし、新聞の記事自体は(プロフィール参照)大したことはなかったし、懲りずに僕は相変わらずアホな話を全世界に向けて発信し続けているのである。
「おばあちゃんとかさっちゃんが・・・」とおかんが言う。
その話は聞いたよ、新聞を見たっちゅーねんやろ、と言い返そうと思ったら、さらにセリフは続いた。
「アンタのページを見たとか言うてて、会社のことも知っててんよ。アンタ、ちょっと、恥ずかしいことばっかし書いてたらアカンで」
「へ?」
「さっちゃんだけじゃなくて、周りの人も見たりしてるみたいやし」
「えええ? 田舎の親戚がネットぉ!?」
田舎の人たちがインターネットなんて、と、はっきし言ってナメていた。と言うか、そんなことは考えもしなかった。しかし、良く考えるとそういう地域性を取り除いてこそのインターネットである。
「なあ、この電話、今日の日記のネタにしていい?」
「アカンわっ!! 何を考えてるんよ、アンタは。ホンマに恥ずかしい」
そう言われても、結局書いてしまいました。ゴメンね、かーちゃん。
しかし。
僕は少数の知り合いのために恥ずかしいことを書かないなら死んでもいい、くらいの気持ちでやってるのだ。うはははは。