- 2000-01-01 (土) 8:16
- Category:家のこと
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、嫁さんを連れて実家へ帰った。年末に買った蟹をお土産に持って帰ったので、夜は蟹鍋である。鍋をつついて一家団欒のひとときなのである。
団欒をしていると、親父が、
「おい、お前、アレはどうなってんねん?」
と、言う。アレじゃ分からん、と言い返すが、これはまだ第一段階なのだそうである。
第二段階になると、
「ちょっと、母さん。アレをナニしといてくれんか」
になり、母も「ほいほい」とそれを理解してしまうので一向にこういう代名詞会話が治らないそうなのだ。
そして最終段階に達すると、
「アノ時にナニしたアレはドコにあるんかのう?」
「ああ。アノ時にアレしたからソコにあるよ」
「おお、ナニしたからココにあるんか。コレも一緒にアレしてるんやなぁ」
などというもうワケの判らない会話になったりもするのだが、本人たちは結構平気なのである。親も年を取ったなぁ。