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小遣い
自業自得
- 2000-02-06 (日)
- 家のこと
夕方、そぼ降る雨の中、嫁さんは買物に、僕は車でビールを買いに出掛けた。
よし、今のうちに煙草吸うたれ、と僕は店の前で1本の煙草を吸った。帰ってすぐに口をゆすいでコーヒーでも飲めばバレへんやろ。これまでにもこういう実績はあるしな。
重い重い2ケースのビールを持って3階の我が家まで上り、ふらふらしながら扉を開けようとするが、鍵がかかっている。嫁さん、僕よりも早く帰ってるはずやのに。
必死の思いでポケットから鍵を取り出し、何とか扉を開けて中に入ると、
「わっ!」
と嫁さんが脅かしやがった。
カチンときた僕は、
「お前、家におるんやったら、扉をガチャガチャやってんねんから開けてくれたらエエやないか!! 重い荷物持ってるのん分かってるやろが!!」
と怒鳴った。
「ごめーん。だって、ビール持って帰って来てるのん忘れとったんやもん・・・・・・ん?」
し、しまったあ!!
帰ってすぐに口を開いてはいけなかったのである。ビールを置いてすぐに口をすすぎに行かねばならなかったのである。咄嗟の怒りで瞬間的にそのことを忘れてしまっていたのである。
「アンタ、さては煙草吸ってきたなぁ!? 来月も小遣い減額!!」
ひー(T_T)。やってしまった。もはや言い訳も受け入れてもらえず。
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喫煙隠し
- 2000-01-20 (木)
- 家のこと
実は、昨年、喫煙がバレたにも拘らず、嫁さんの目を盗んでは喫煙している。特に土曜日、嫁さんが仕事に出ている時などは吸いたい放題である。もちろん、臭いが残らないようにベランダで吸うとか、灰のカケラが落ちないようにとか、嫁さんが帰ってくる数時間前からは吸わずに口をゆすいでおくとか、それなりの対策はとっていた。
「今度吸ったのが分かったらもう知らんからね!!」
「じゃ、じゃあ、わたくしにどうしろと?」
「うーん・・・・・・。小遣い半額にするっ!!」
そして数日前のことである。僕が帰宅してしばらくしてから出し抜けに嫁さんが言い放った。
「アンタ、煙草吸ったやろ」
「え!」あまりの急な展開についていけず、僕は言い訳も見つからずに固まってしまった。
「な、なんで急にそんなこと言うん?」おまけにどもってしまった。
「やっぱりな」
嫁さんが勝ち誇ったように言う。おかしい。何もバレるようなヘマはしていないはずなのだが。
「なんで分かったん?」
「この部屋に煙草が1本落ちてたもん」
何ちゅうこっちゃ(>_<)。アンタ、現物が現場にそのままあったらどないしょうもありまへんがな。
そして今日。僕はちょっとだけ期待して言った。
「そう言えば、今月の小遣いまだもらってへんで」
「アンタ、約束破って煙草吸ったよなぁ」
ちゃっかり覚えとるがな。
「そ、そこを何とか・・・・・・!!」
「甘いわっ(▼▼メ)!!!」
結局いただいた小遣いは3万円。6千円の減俸である。「半額にする!」と言っていたのに3万円とは、きっと嫁さんは優しいのだろう。
世の中には小遣い3万円の人なんてザラにいるだろうし、そもそも約束を破ったのだからガマンしなければならないのだろう。
でもなあ。ハラ立つなあ。自業自得やけどやあ。えーん。
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特別小遣い
- 1999-12-06 (月)
- 家のこと
どっひゃああー。 そうなのだ。そうだったのだ。今日はボーナスの日だったのである。すっかり忘れていたのである。
ボーナスの日を忘れていたからと言って慌てふためく理由は何一つないのだが、例えば貸したのを忘れていたお金が思わず返ってきたような(なんか、違うか?)、嬉しさもひとしおの気分を味わえたのだ。ちなみに、「ひとしお」は「一入」と書きます。漢字検定準1級レベルです・・・と、ワケの分からないことを書いてしまうほど嬉しいのである。
共働きをしている僕くらいの年代の家庭ではたいてそうだと思うのだが、二人分のボーナスを合わせると1回分で100万円を優に上回る。
なのに!
特別小遣いはたったの3万円なのである(T_T)。ちょいとあんまり財布の紐が固すぎやしませんか、奥さん。
でも、ボーナスは嬉しい。
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