- 2014-02-13 (木) 22:19
- Category:会社のこと
JIS Q 9100という航空宇宙防衛関係の品質認証監査が始まった。今日から来週水曜日の午前中までの長丁場。
準備万端で臨んだので、問題なく初日が終了。
が、出来がいいために指摘する部分がないためか、どーでもいい細かい部分に拘るのでイライラする場面もちらほら。
例えば、要求では「作業移管の管理はこれこれこういう事項を必ず検証すること」とあるが、我が社のマニュアルでは「作業移管の必要がある場合には、プロセスの検証をすること」くらいの記述をしているのみ。
内容的には問題ないハズなのだが「ある場合には、では困りますね。要求では必ずしなさい、とあります」と、監査員。
「いやいやいやいや。作業移管の必要がなければしなくてもいいワケですから、そういうイベントが発生した場合には、という記述で何ら問題ないでしょう?」
「要求では、必ず、とありますから」
「だからぁ、移管の際には必ずやりますよ、もちろん。作業移管という工程変更が発生した場合には、ということで問題ないじゃないですか」
「でも、要求通りに記述していただかないと」
「そんな言葉じりを捉えて文言が違うと言うなら、要求を丸写しにしたマニュアルを用意するしかないじゃないなですか」
「だから、近い将来、マニュアルを準備しなければならないという要求は削除されるようです」
何じゃそりゃ。