- 2015-12-27 (日) 21:43
- Category:会社のこと
何度も吐き気を催す。
歯を食いしばって、来年、どうやって仕事を進めていくか、考えた。今年は早めに大掃除に取り掛かっていたので、時間的な余裕があった。
これまで、何かある度に我が品証部門が責められた。実際には僕が。
設計起因の問題があっても、図面が間違えていても、製造のミスで問題が発生しても、うめは何やってるのか、と。イギリスからも社内でも。
結局は「品質システムがなってないから」ということなので、それを総括する部門としては仕方がない部分は多々あるが、中にはそこまで品証部門が、と感じる部分もある。
だから、昨年から今年にかけて、どうやれば全社的に改善できるかを必死に考えてプロジェクトを立ち上げた。
そこそこの成果を挙げることはできたと思うが、関係者は相当なプレッシャーの中で努力してくれたと思う。
だからこそ、これは継続していかないといけない。どんな形でも。
そして来年は品質システムの全面的な見直しが最重要課題となる。これも、一部門だけが頑張ってできる仕事ではない。
会社を良くするために、いい物を世に出していくために、どうすればいいのか。考え続ける。
グループの忘年会では「最終的には俺がケツを拭くから、失敗を気にせず仕事をしてください」と大見得を切った。自分はいつもそういう決心で部下を見ている。
部下の前でグチをこぼしたり、弱さを見せることはあるけれど、部下を守らなければ上司ではない。
なのに、真っ先に自分が失敗してりゃあ、世話ないけど。
何度も吐き気を催す。精神状態はまだ行ったり来たり。
済んでしまったことにクヨクヨするより、前を向かなければ。
失敗を糧にしなければ、仕事をしている意味はない。