- 2015-01-09 (金) 22:56
- Category:プライベート
ノー残業デイだということに会社に行ってから気付き、またしてもヒトカラに行くことにした。
なので、帰りは阪急周りで、西宮北口から家までの4km弱を歩くことにした。
5分ほど歩いてビックリ!道端におっちゃんが倒れている!!
が、自転車はちゃんと立てているし、意識もある。周りの人は避けるように通り過ぎている。状況がよく呑み込めない。
キモチワルイのでほったらかして通り過ぎようかとも思ったのだが、ついつい「大丈夫ですか?」と声を掛けてしまった。
すると「あ、大丈夫。いや、そうでもないか」みたいな要領を得ない返事。
「転倒したんですか?」
「いや、何かこう、分からんねんけど」
「頭打ちました?」
「いや、それはない」
「立てますか?」
「よく分からんけど、なんかこう、うーん、ちょっと無理かなあ」
何となく会話が成り立っていないような気もする。このまま置いていくのも気が引けるので言ってみた。「救急車、呼びましょうか?」「ああ、そうしてくれるとありがたい。すまんねえ、お姉ちゃん」
さほど重症にも見えないが、打ち所が悪かった可能性もある。僕のことをお姉ちゃんて。
「じゃあ、電話しますよ?立てないんですよね?」
「うん、ありがとう、お姉ちゃん」
生まれて初めて、119番に電話を掛けた。救急車に乗ったことはあるけど。
待っていると、自転車に乗った女性と、車に乗った女性が声を掛けてくれた。僕が電話しなくても、この二人のどっちかが助けてくれたのだろうけど、まあ、いいことしたんかなあ。
夜、警察から状況確認の電話が掛かってきたので、逆にその後のことを訊いてみたのだけれど、どうやらおっちゃん、酔っぱらって倒れ込んでどうしようもなくなったらしい。擦り傷ぐらいで大したことなかったんだって。
人騒がせやなあ。