- 2012-05-10 (木) 23:05
- Category:会社のこと
仕事柄、外国人から監査を受けることはよくある。
なので、誤魔化すことが可能なのだ。あんまり極端なことはできないが、日本語のドキュメントを見せて、英語で「こういうことが書かれてあります」と、少し改竄した説明ができるのだ――が。
今回のタフなじぃちゃんはなかなかそれが通じない。とても細かいところまでチェックする。
例えば、何かのドキュメントに僕のハンコが押されていたとする。当然僕は「これは僕の承認印です」と答える。すると、疑うのだなあ、じぃちゃんは。
だから、僕の名札と、渡した名刺を見て、読めない漢字の形を見比べるのだ!
こんなん、本当に初めて。そこまでやるか、と。
さらには、チェックシートの作業員のサインを見て、間違いがないかどうか確かめるために本人を呼び、その場でサインをさせて、形を見比べる、という確認までしていた。
これはもはや、筆跡鑑定であり、監査員ではなくて探偵ですナ。