Home > Archives > 2012-11-24
2012-11-24
はじめてのおつかいごっこ
- 2012-11-24 (土)
- 家のこと
娘ちんのピアノ教室の後、神戸森林植物園へ。2年ぶりか。
今年は寒くて、外でお弁当を食べるのも限界に近かった。紅葉も後半戦。
娘たちは広場で嬉々として遊び、そろそろ帰ろうかということになって、先に嫁さんがトイレに行くと言って広場からはかなり離れた建物に向かった。
ところが、帰ろうと言ってもすぐに言うことを聞く娘たちではない。
すると「私が言い聞かせるから」と、娘ちんがお姉ちゃんらしく2号ちんの元へ向かったので様子を見ていると、一緒に遊具で遊び始めた。
何度か滑り台で遊ばせてから引っ張ってくるのかなと思って見ていたのだけれど、2号ちんはなかなか遊びをやめない。
僕はシビレを切らして――隠れた。
娘ちんは僕がいなくなったことに気付き、2号ちんの手を引っ張って遊具から離れるが、2号ちんは泣き喚く。
どうするのかなと思っていたら、そのうち娘ちんは2号ちんをおんぶした。まるで『はじめてのおつかい』ではないか。
そのまま広場を横切っていく娘たちの後方から、僕はゆっくりと見守りながら後をつける。
途中でおんぶをやめて、手をつないで歩く娘二人。2号ちんも泣き止んでいる。カワイイなあ。
嫁さんが向かった建物までの行き方が分かるのかなあと思って、なお隠れながらついていくと、長い階段を下りた娘二人は隣の駐車場へ向かった。
どうやら、車がまだあるかを確かめに行くらしい。
しかしまあ、よく車をどこに停めているか分かるもんだ、と感心しながら様子を窺っていると、僕も嫁さんも車にいないことを確認した娘ちんは後戻りを始めた。
で、見つかった。
どんな気持ちで行動していたのか訊いてみると、不安はなかったけど、僕や嫁さんが迷子になっているのではないかと、そっちの方が心配だったらしい。
いやはや、娘ちんもしっかりしてきたんだねえ。
- Comments: 4
- Trackbacks: 0
Home > Archives > 2012-11-24