- 2002-07-17 (水) 13:29
- Category:会社のこと
いつもJR西宮から空港へのリムジンバスに乗っている。このバスは阪急西宮北口発で、JR西宮を経由し、阪神西宮へ行ってから空港へ向かう。
さて、7時40分発のバスに乗るためにJR西宮へ到着したのは7時半過ぎ。が、すでに20人近くの人が並んでいた。前回もこれくらいの人が並んでいて、乗れるかどうか心配したのだが、また同じ目に遭いそうな気配なのだ。
乗れるかどうか、と言うのはつまり、例えば40人乗りのバスだとしたら、始発の阪急北口ですでに30人乗ってしまうと次のJRでは残り10人しか乗れない、という事態が発生するという意味である。
そして、乗り場の係員が携帯電話で怒っていた。
「ちゃんと連絡してくれないと困るじゃないですかっ! あと4人しか乗れないんですか?」
何ですとぅ!?
余裕を見ているので次のバスでも間に合うのだが、それでも30分待たなければならない。
しかし、気になって訊ねてみた。
「次のバスには確実に乗れるんですかねぇ?」
「いやあ、予約制じゃないので、また北口でいっぱい乗らはったら無理ですなあ」
って、おっさん、そんな余裕かましてる場合とちゃうっちゅーねんっ!
この事態に慌てた数名が払い戻しをして列から去った。北口へ向かったのか、電車にするのか、とにかくルートを変えるようである。
「臨時のバスが出せないか聞いてみます」
しかし、運が悪いことに、まるで夕方のような暗い空になったかと思うと雷と共に大雨が降ってきた。乗り場の屋根なんてあってないようなもので雨は斜めに降りこんでくる。
「ああ、すぐには出ないんですか」
おいバス会社、何とかしてくれぃ(ToT)。
とにかく、動くのが面倒な僕は次のバスに乗れるかどうかの賭けに出た。
すると――。
15分くらいして臨時のバスがやってきたのだ! “急がば回れ”やねぇ。とにかく何とか間に合ってホッと一息びしょぬれの出だしだったのだ。