- 2001-05-10 (木) 9:09
- Category:プライベート
新居は住宅街にあるので人通りが少ない。バス通りですら、車はあまり通らない。今日のように帰りが夜の8時を過ぎるとひっそりしている。
バス停を降りたのは若い女の子と僕の2人だけであった。先におりた女の子が道路を渡り、僕も渡る。女の子はそのままゆるやかな坂道を上り始め、僕も後ろからついて行く。
――が、僕は気づいた。女の子の足取りが心なしか速くなったことに。
ひええええっ! わし、ストーカーと間違われてんのか!?
頼む、そのまままっすぐ行ってくれ。僕はそこの角を右に曲がるねん。
しかし、思いもむなしく女の子は角を曲がってしまった。
ぎええええっ! この夜道に二人きり。明らかに怪しまれてるでぇΣ( ̄ロ ̄lll) ガビーン!
少し遅れて角を曲がると、女の子の速度はさらに速くなっていた。
た、頼む、そこを曲がってくれ。僕はそのまままっすぐ行くから!
果たして、女の子は次の角を曲がり、僕はそのまま直進した。
良かったあ・・・と思ったのは女の子の方やね、きっと(~ヘ~;)。