- 2001-02-16 (金) 9:40
- Category:家のこと
お言葉に甘えて有休を取り、行き先を変えて島根県は玉造温泉へ行くことになったのだ。
新居購入・引越しを控えてこんな無駄遣い(?)をしててえーのんか?―――と自問自答しないでもないが、今回は一人1万6千円程度の激安バスツアーなのである。
待ち合わせ場所ではビュービュー風が吹いて寒く、大阪でこれだとひょっとして・・・と思っていたら、やっぱり山陰地方は雪だった。
ま、天気はどうでも良い。悪けりゃ悪いで仕方がない。
出発してものの30分も経たないうちに、前の席に座った茶髪のカッコイイ20代男性が吐いてはる。
ま、体調が悪いか乗り物に弱いのだろう。仕方がない。
で。まず、注意するのは、オプションの昼食申し込み。バスに乗るとしばらくして昼食や観光などのオプション申し込み用紙配られて来たのだが、最悪バスツアーの経験を生かして全てパス。
蒜山(ひるぜん)高原センターでカツ丼を食ったが、オプションのジンギスカン料理はどーだったんやろ?
ちょっと気になるけど夕食のために腹を空かせとかなあかんし、仕方がない。
オプションの足立美術館もパスしたので、オプション観光を申し込まなかった人たちと広瀬かすりセンターというところへ行くつもりだったのだが、ボーッとしていた我々夫婦は美術館の方でバスを降りてしまった。アホじゃ。
けど、バスは行ってしまったので仕方がない。
雪道をぶらぶら歩いて時間を潰していると、さぎの湯温泉というのを発見した。ホースから温泉がじゃぶじゃぶ湧き出ている。こりゃあオモロイ。
雪のために行程が遅れ、松江に着いたのが4時半すぎ。ここで松江城の天守閣に上ったろ、と思っていたのに入場は4時半締め切りだと言う。
んー、諦めるかー、別にこだわってるワケでもないしー。
すると、「無理言って入れるようにしてもらいました」と添乗員さん。
48人中、松江城に行きたいのは僕ら夫婦を合わせて4人だと言う。しかし、こうまでしてもらっては後へ引けず、ダッシュで島根城を上り下りするハメになってしまった。ま、こういう観光も仕方がない。
さて、旅行と言えば観光よりも泊まるところと何より『食事』を重視する僕たちである。
そして今回は・・・“仕方がない”ことあるかー!
と、思わず泣きたくなったのだが、実際には最悪バスツアーよりはマシな食事であった。
つまるところ、贅沢なカニ尽くし料理を期待していた僕たちがバカだったのだ。
こんな旅費で島根くんだりまで来ているのだから、少々料理がショボくても、そして部屋もオンボロだったのだが、やっぱり仕方がないのだ。
でも露天風呂は雪見風呂でなかなかでした。
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