- 2001-02-03 (土) 8:29
- Category:プライベート
午後1時に新居建設地へ行って、酒と米と塩を撒き、略式の上棟式をする。
正式の上棟式は午後4時からだったのだが、前の会社の連中との予定があったので行けないのだ。
2時に待ち合わせ場所へ行き、3時からテニス。
テニスが終わると、六甲山にある会社の保養所へ。ところが、8人の参加者に対して車は5台。僕の車には僕一人であった。
そして「晩飯に間に合わん。急げっ!」と、みんなあっと言う間に出発してしまった。
幹事なのに道を知らない方向音痴の僕は、慌てて後ろにつく。ほんでもって予想通り、走り始めて10分もしないうちに巻かれてしまった(>_<)。
国道43号線を西に向かって走りながら「六甲山こっち」という標識に従って右折すると、『芦有有料道路』に行こうとしていることが分かって、左折して国道2号線に入って車を駐める。
「芦屋と有馬を結ぶ道路に行ってもしゃーないよなあ。確か、『表六甲有料道路』に行かなアカンはず」
と、保養所から送られてきた手書きの地図で確認。やっぱりそうや。
自分が持っている地図と照らし合わせながら、何とか無事に六甲山方面へ。しばらくすると料金所が見えてきた。手書きの地図にも書いてある。
良かったぁー、と胸をなで下ろしながら、料金所のおっちゃんに「六甲山荘ってこっちでいいんですよね?」と念のために訊いてみる。
「あっちゃあー。ここに来てしもたらアカンのや。手前を左に行ったらすぐやのになあ。しゃーない、このトンネル抜けてすぐに左折したら行けるから」
ひいいいいっ! 土壇場で間違えてますがな(泣)。
ながーい六甲山トンネルを抜けると、そこは雪国だった(^^;)。
言われたとおりすぐに左折して真っ暗で道が凍っている裏六甲道路をのろのろと走る。車内のサザンのBGMなんぞまったく耳に入ってこない。めっちゃコワい(号泣)。
10-20分くらい走ると、ようやく目印の「丁字ヶ辻」にたどり着き、安心したのもつかの間、めざす保養所が分からないときたもんだ。
しばらく走って右手に見つけたのは、「三友生命六甲山荘」。
うーん、確かに同じグループ会社やけど、ウチは「生命」じゃないしなあ。
とにかく、行ってみて管理人らしきおっちゃんに訊いてみると、やはり違っていた(ToT)。
「三友○○さんの方は過ぎてますよ。戻って左手にありますから」
泣く泣く引き返すと、あったあった。案の定、幹事の僕が最後の到着。ん? メンバーが外で待っている。
「うめー、何か名前書いてって言われて待っててん」
うおう! そうじゃった。前の会社から本社に舞い戻った僕と同じ人たちの名前を借りたのだった。
今となっては別会社に行ってしまった今回のメンバーには別人になってもらわなくてはならないのだ。
みんなの名前を書きに行ってくれ、と言われたので書こうとすると、管理人が、
「みなさんの社員番号と住所、電話番号を書いてもらって下さいね」と言わはる。
ど、ど、どないしょ!?!?!?
慌てて控えのリストをこっそりみんなに見せ、「城山さんは林さんになって、山原は前山になって、寺本さんは宮本になって・・・えっと社員番号は空欄でいいし、住所と電話番号は自分のを書いて!」とお願いする。
最後の難関(実はこれが一番ドキドキした)を無事に切り抜けて部屋に入るとヘトヘトであった。
神戸牛すき焼きをいただいて、風呂に入って大宴会。