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2000-12-08
ピンポンダッシュの果てに
- 2000-12-08 (金)
- 家のこと
金曜日だし、仕事はヒマだし、今日はピンポンダッシュ(=定時に帰ること―――チャイムが鳴ったらダッシュだから)してやろう、と思い立った午後のひとときであった。
嫁さんはきっと買い物をして帰ってくるから、6時半か7時くらいに帰ってくるやろなあ。
僕はピンポンダッシュすると5時半過ぎには家に着く。
そうすると嫁さんが帰ってくるまで1時間か1時間半はあるぞ。じゃあ久しぶりに行き詰まってるドラクエでもしよっかなぁ。
「小さなメダル」が集まらへんから異世界に行かれへんのよなぁ。インターネットで情報は集めてるから、あれを見ながらゲームを進めよう♪
などと、早く帰ってゲームをするという楽しみに思いをはせていた午後のひとときでもあったのだ。
そして―――。
よおし、予定してたバスにも乗れたし、この時間じゃ渋滞もないからやっぱり5時半着やなっ!
バス停からは自然と小走りになり、社宅の階段をルンルン気分で駆け上がると我が家の玄関。そして鍵をポケットから出すのももどかしく、扉を開ける。
ガチャリ。
「あ、お帰りー。早かったねぇ」
「お前、何でおるねん!?」
「それはどういう意味やねん(▼▼#)!?」
「い、いや、今日は仕事とちゃうのん?」
「有休が溜まってるから休みにしたんやん」
ひゅるるるるぅ?←高まった期待がしぼむ音。
晩飯の用意をしている後ろでゲームなんぞしたら嫁さんに叱られるので、黙ってちびまるこちゃん(再)を見る僕なのであった。
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