- 2000-11-25 (土) 10:30
- Category:家のこと
設計士さんと間取りやその他の打ち合わせをした後、嫁さんと二人で現地へ行った。家の外壁の色を決めようと思って、すでに建っている他の家を参考にするためなのだ。
決めるのはレンガの色とふきつけの色。
「俺は濃い方が好きやなあ」
「私は淡い色がいい」
いきなし合わない。
「濃いのんって、こんな感じやで」と、僕は目の前に建っている家を指した。
「私はあっちの感じがいい」と、嫁さんは少し遠くの家を指す。
お互い少しずつ言いたいことを言ったり、譲歩したりしながら、意見を一致させようと試みる。
「ほんだら俺はああいうのんがいいかなあ」と、僕は少し遠くを見る。
「私はこういうのでもいいけどなあ」と、嫁さんは近くの家を見る。
ん? 最初の言い分が逆になってますがな。
「何でもいいような気分になってきた」
「私もこんがらがってきたわ」
「わははははははは」と、そばで聞いていた不動産屋のおっちゃんが大笑い。