- 2000-01-16 (日) 11:49
- Category:家のこと
車を運転していて、信号が黄色になったとする。「うわっ、急げ!」とアクセルを踏む。交差点の手前で赤になってしまって、「行ってまえ!」と渡ってしまう。
「大阪やったらそれくらい当たり前やんなー」
と親戚の兄ちゃんは言ったが、これくらい、大阪でなくても、誰でもするでしょ? どう?
今日、そういう状況になったとき、僕はいつものことだし平然としていたのだが、一緒に乗っていた母が、
「あれ? 今、向かいからパトカー来てたよ」
と言った。向かいと言ってても対向車線との境には中央分離帯がある。
「よう見てたなぁ。気ィつけへんかったわ」と言いながらミラー越しに後ろを見ると、パトカーがUターンをして僕の車の後ろにつけた。
げ。
「そこを右に曲がれよ」と助手席の親父が言う。
渡りに舟とばかりに僕は右折レーンに車を滑り込ませる・・・・・・と、パトカーも右折レーンに入ってきた(T_T)。ヤ、ヤバイ。
「パトカーがついてきてる」と僕が涙声で言うと、同乗している母が、
「そこを右に曲がって、次にまた右に行くから右の車線におってや」などと大袈裟な身振り手振りを織り交ぜて言った。
僕たちは、真面目な庶民ですよ、親戚の家に仏壇を取りに行くために急いでるんですよ、何も怪しくありませんよ、と後ろのパトカーに知らしめようという作戦である。
果たして、しばらくするとパトカーは左車線に移り、左折して遠ざかって行った。よかったぁー。でも、あれはやはり、僕の車をしばしの間とは言え、つけてたんかなぁ?
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