- 1999-11-17 (水) 17:05
- Category:会社のこと
同期の谷川さんが、昇進した。なぜ谷川さんかと言うと僕より3つくらい年上だからである。谷川さんも僕も大学院には行かなかったが、彼は3つ上でかつ同期なのである。
僕の会社では、係長クラスに昇進するのに、2-3年の幅がある。谷川さんも僕も今年の春、昇進したが、これは、まあ普通なのである。僕と同じ大学出身でしかも大学院を出ている同期のOさんは去年昇進。院卒なんだから、僕より2年早く昇進していないといけないのに、1年、出世が遅れた。ま、初めての昇進はそれくらいの差なのである。
で、その次の昇進は平均でさらに8-10年はかかる(と思う)。今年僕と一緒に昇進した谷川さんがなんでわずか数ヶ月でその次の昇進をしてしまったのか!?
この人、キ○ガイのように働くのだ。
毎日朝の7時頃には会社にいる。帰るのはいつも終電近く。まだ独身で寮に住んでいるので往復2時間かかる。一体、いつ寝てるねん!? というくらい働くのである。
しかも、それだけではない。1年365日、ほとんどその調子なのである。もちろん土曜日も日曜日も祝日もない。休みの日に会社に電話すれば、必ずと言っていいほど谷川さんが出る。
僕が徹夜で働いたときも谷川さんは夜通し会社にいた(さすがに深夜は席でうつ伏せになって寝てたけど)。顔がヤクザみたいにコワモテなので、「アイツ、薬でもやってるんちゃうん?」と冗談で言われるほどなのだ。
数年前の12月30日に谷川さんから僕の実家に電話があった。
「アメリカから緊急のFAXが届いてるようなんですけど・・・」
12月30日にまだ出勤しているのだ。翌日の大晦日に僕は出社したのだが、谷川さんはこの日も出勤。もう、ビックリなのである。FAXは、「URGENT」とは書いてあるものの、別に緊急でもなかったが(^^)ゞ。
僕は、ここまでして出世したくないし、働きたくもない人なので、何も羨ましくもない・・・っちゅうか、よくもまあ、それだけやらなアカン仕事があるもんじゃ、と不思議でならないのだ。だって、谷川さん、営業部なのに。
- Newer: 寝たから
- Older: 嫁さんの2000年問題対策