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1999-08-10
嫁さんの忘れ物
- 1999-08-10 (火)
- 家のこと
毎朝僕より30分は早く起きて弁当を作ってくれる嫁さんに申し訳ない、と思いつつ寝ているので、今朝は何か手伝おうかな、と思って頑張って7時半に起きた。忍び足で台所へ行き、せっせと働いている嫁さんの後ろから脅かしてやると、烈火のごとく叱られた。
余計に申し訳なくなり、朝早くから動かしていた洗濯機が止まったので、洗濯物を干し始めた。そのうち、嫁さんが「行ってくるわな?」と言うので玄関まで見送り(たいてい嫁さんの方が先に家を出る)、ベランダに戻った。
干し終わって居間に入ると、テーブルの上に弁当箱が2つある。嫁さんが忘れたのだ! こんなことは結婚して以来初めてのことで、僕は嫁さんの弁当箱を持って車で追いかけることにした。
が。朝は道路が混んでいて、駅に着いた時には嫁さんの乗る電車が動き始めていた。
家に戻ると、留守電に「お弁当、冷蔵庫に入れて食べとってねー」と嫁さんの声が入っていた。今夜は嫁さんは歯医者通いのために実家に帰るので、夜食べることにする。
せっかく朝早く起きて弁当を作ったのに、自分で食べれない嫁さんが可哀相になって泣いた。いや、それはウソだけど、何だかちょっと哀しくなった。
我が家の今朝の一幕でした。
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