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1999-04-25
こっそりカード
- 1999-04-25 (日)
- プライベート
以前にも書いたが、僕の通帳は嫁さんに握られている。もともと持っていた2つの銀行の分、そして、結婚して早々、「男だったら百万円くらい自由になる金を持っておくもんよ。それが甲斐性よ」という母の教えに従って作ったへそくり用の郵便局の通帳である。
どういうことかって? 百万円とは行かないがそれに近い額を密かに郵便局の通帳に隠していたのに、あっさりと見つかって取り上げられてしまったのである(T_T)。
従って僕は、通帳から(勝手に)金をおろす、という術を持たないのである。
予定を変更して、午後から嫁さんと二人仲良く梅田へ出た。
デパートをぶらぶらした後、紀伊国屋書店へ行った。目的の一つは地図を買うため。新車を買ったので、地図が必要なのである。贅沢は生活の敵なので、カーナビなどというコストパフォーマンスの高すぎる代物は買えないのである。
地図を選んだ後、しばし別行動。僕はコンピュータ関係のコーナーへ、嫁さんは保育所で使うための絵本のコーナーへ行った。
見ているうちに、僕はどうしても2冊の参考書が欲しくなった。随分迷ったが、思い切って買うことにした。地図4千円弱は後で家計から出してもらうとして、参考書は3千円弱。それでも、昨日もラケットのガット代で3千円使ってるし、痛いなぁ。
カウンターで悪魔が僕にささやいた。
「すみません、カードでお願いします」と、思わずカードを使ってしまった。
通帳は取り上げられたが、カードはいざというときのために持っている。使えば、もちろん僕の通帳から引き落とされるので、僕の懐は傷まない。
おまけに、今回は地図代として、4千円弱の代金を嫁さんから受け取ってしまった(嫁さんは地図代は僕が小遣いから立て替えていると思っているので)。カードを使ったとは言えなかった。
僕の小遣いだけを見れば、買い物をしたというのにお金が増えているという状況になる。とってもラッキーなことなのである。
問題は、送られてくる明細書を嫁さんに見られないように処分してしまえるかどうかなのだ。それが一番の問題なのだ。ドキドキじゃのう。
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